匠税理士事務所では、日本の飲食店を元気にするため、飲食店のお客さまの経営に役立つ情報を随時更新しております。飲食店経営は、開業してから3年後が勝負といわれます。そんな3年目で経営のヒントを探されているお客さまのお力になれれば幸いです。
1.飲食店が儲かるためには
まず、第一に飲食店が儲かるためには何をしたら良いのでしょうか。
集客に力を入れて、売上げをアップする。
これらも、とても重要です。しかし、一番重要なことは
今日、いくら儲かったのか
これが、きちんと把握できているかということが最も重要です。
例えば
A店は、キャンペーンで飲食代金30%OFFの広告をしました。
その日は、とても忙しくA店は大満足です。
店長は、今回のキャンペーンは大成功だったと思いました。
キャンペーンの翌日は、ぼちぼちの客入りで、売上げは15万円。
キャンペーンほど、忙しくなく、この日はいまいちかな、と思いました。
さて、このお店のどこに問題があるでしょうか。
何となく、儲かっているような、いないような...
では検証してみましょう。
キャンペーンの日の本来の売上げは30万円、
値引きをしたので売上げは21万円
A店の原価率は30%なので9万円が材料費
キャンペーンに使った広告代は10万円でした。
増員したアルバイトさんの給与は、3万円となりました。
この日の儲けは、いくらでしょうか。
実は、この日は1万円の赤字でした。
ではキャンペーン翌日の平凡な日
この日の売上げは15万円
原価は同じく30%なので材料費が5万円
アルバイトさんは2万円
この日の儲けは、8万円。
あれだけ頑張ったキャンペーンが結果的に赤字だったとは、がっくりです。
しかし、早い段階で分かったので、高い広告による値引きキャンペーンを
すぐに中止することができました。
非常に簡単な例ですが
まず、儲かるためには、儲かる成功要因と
儲からない失敗要因を把握することが重要なのです。
そのためには、儲けに目をひからせて
今日、いくら儲かったのかが分かるような仕組みを作ることが大切です。
なんとなく儲けたいではなく
しっかりと儲けたいからスタートしましょう。
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