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今回は、融資を受ける際に金融機関が決算書のどこを見ているかについてまとめてみました。
決算書と要注意勘定科目
・損益計算書の粗利率はどうか?
・営業利益は黒字か?
・資産の部の流動性比率は?
・自己資本比率は?債務超過ではないか?
・業界平均値と比較して、この会社の業績はどうか?
などなど融資を受ける際に金融機関は決算書をあらゆる方向から分析し、
資金がしっかりと回収可能か否かを判断します。金融機関が特に注意するところは?
こうなるとごまかしは通用しないので、やはり会社の実力が重要になるのですが、
以下勘定科目は特に銀行の目に留まりやすく疑問を持たれやすいので注意しましょう。
貸付金・・・発生した原因、必ず返済されるものかどうか
仮払金・・・費用の支払いではなかったか
→貸付金も仮払金も年度ごとに全く減少していないと、回収できないと判断され、融資審査では0評価となります。また融資で仮にお金を出しても、私生活に流用するのではないかという目で見られがちです。
増加傾向にある売掛金・・・不良債権ではないか、粉飾していないか
増加傾向にある棚卸資産・・実際に在庫が存在するか、粉飾してないか、時価は妥当か
開発費・・・繰延資産に計上する基準があいまい、黒字確保のための計上ではないか
→ つまりは利益を多めに見せているだけで、実際はあまり会社の業績が良くないのではないかということを考えるわけです。
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